今日紹介するのは、『C THE MONEY OF SOUL AND POSSIBILITY CONTROL』というアニメ
実はこのアニメ、私の一番好きなアニメなんです!!
まあ、自分が見てきたアニメのトップ7作というものがあるのですが、その中の一つ。
「好きなアニメは?」と聞かれたら、
「まあ、いろいろあるけど……『C』ってアニメかな……」
そんな感じでいつも答える。
●どういうアニメ?
お金をテーマにしたアニメ。金融街と呼ばれる裏世界に招待された主人公は、そこで行われているお金を賭けたゲーム(ディールといいます)に関わっていく……。
●見所は?
手に汗握るディールシーンと、その圧倒的な作画!!!
……ではありません。
正直、ディールのルールは作中でぼんやりとしか説明されませんし、全体通してもあまり作画がいいアニメとは言えません。
でも!!
このアニメの本質は、『各キャラが「お金」にどのような意味、使命、感情をもって、ディールに参加しているかどうか』なんです!!
それぞれのキャラに正義がしっかり存在する。そして、ディールによって正義と正義がぶつかりあい、一方は勝ち、一方は負ける。
負けるとどうなるか?
そのキャラが持っている正義(大切にしてるモノ)が消えてしまうんです!!
え? まどマギみたい? まどマギの放送は『C』の放送の一個前のクールだったな……
そんな弱肉強食(理不尽に近い)ゲームの中で主人公は、ディールに勝っていき、勝つたびに負けた者の大切なモノが消えていくのを目のあたりにしていく
あるキャラは生まれてくる子供のためにディールに参加し、主人公に負け、子供の存在がまるまる消えてしまう。
恵まれない子どものためにディールに参加してた青年は、主人公に負け、支援していた子どもの未来が失われていくのを目にしていく
この二つのエグいエピソードを見たら、この作品に惚れ込むこと間違いなし!!
江原 大介
「別に君のことを恨んだりはしていない。恨む気もない。
ディールは私の自己責任でしてたことだからな。
ただ、せめて君は負けるな。君に何かあったら大変だ。
私の子供の記憶をわかち合えるのは、もはやこの世で君だけなんだから!」
主人公、余賀 公麿(よが きみまろ)「…………」
そして、目的がなかった主人公が正義を持った時に、本作で一番大きな敵と対立することになる!! もちろんその敵にも正義がある。
そして最高に盛り上がった時に、最終回を迎えるこの作品。
11話という短い時間のなかで、お金のゲームを通して「正義」と「正義」のぶつかり合いをしっかり描いているアニメです。
●こんな人にオススメ
重い話が見たい人、好きな人
(説明不要!)
声優の名演を聞きたい人
(全員上手いです)
説明不足なのを気にしない人
(本質はディールじゃない)
作画、キャラデザを気にしない人
(作画の良さを前面に出してる作品じゃないですが、終盤で盛り上がるシーンには本気です!)
中村健治監督作品が好きな人
(怪 〜ayakashi〜『化猫』、モノノ怪、空中ブランコ、ガッチャマンクラウズの監督です!)
ぜひ、この『C』というアニメ見てみてください!!
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